おはようございます。
毎日暑いですね。
毎週必ず日曜日に回って来るこの原稿。
携帯電話で記入するのも苦戦しますが、それ以上にアップするのも苦戦します。
アップするのはいつ頃になりましょうか。
そんなワケで、Riddimaticaの看板女、Canaryがお嫁に行ってしまいました。
相方のオレとしては嬉しさ半分、淋しさ半分と言ったら嘘になります。
彼女の幸せ疲れした顔を見ていると、時々イラッとします。
オレの日常には働き疲れ、湿気疲れ、食べ疲れぐらいしかありません。
最近歳のせいか、食べ終わると疲れが出ます。
エネルギーを摂取している筈なのに、エネルギーを摂取する事にエネルギーを取られてしまっています。
奥深き哉、人生。
そしてこの季節は湿気疲れ、そして暑気疲れがやって来ます。
夏の暑さに負けぬ様、まずは鰻を捕まえたいと思います。
さてさて、余りにも暑いので本日は更にアツい沖縄の思い出話でもしたいと思います。
あれは忘れもしない、GOOFYの三度目の沖縄ツアーでした。
三泊の滞在を終え、いよいよ沖縄を離れなくてはならない日の午後の出来事です。
お別れの記念に、最後の沖縄ソバを食べに行く事になったGOOFYチーム。
那覇市の国際通りを少し入った所にある二軒の沖縄ソバ屋さんを発見しました。
左側は、オーソドックスな店構え。
右側は、小汚な・・・味わいのある店構え。
みんなが右側の店を見てひと言。
「こういう店こそ本当は美味しいんだよね。」
そうして五人はジャンケンで班を分ける。
負けた方が、右側の店へ。
何故か、負けた方が右側の店へ。
そうして負けたのは、オレとベースの安井氏と当時のスタッフ、タスク。
恐る恐るドアを開けて中に入ると、お店の人はいない。
カウンターで新聞を読んでいるおじいさんだけ。
オレ「・・・あれ?休み?」
新聞を読んでいるおじいさんはゆっくり振り向き、俺達の姿を確認する。
おじいさん「ああ、いらっしゃいませ」
あんたかい
そうしておじいさんは、カウンターの中に入る。
俺達一行は、カウンターに座る。
カウンターに座ってから気付く。
おじいさんが、近い。
どうやら、カウンターがかなり細めに作られているらしい。
とにかく、近い。
天国に手が届きそうな位に、近い。
若干面食らう事も多かったが、気を取り直して注文を決める事にする。
店内を見渡すと、壁にメニューの書いたホワイトボードを発見。
ホワイトボードの特徴
・全体的にかすれている
・旧仮名遣い
・誤字脱字多め
・字が汚い
オレと安井氏は何も考えずにソーキそばを注文。
否、正確に言うとかなり色々考えさせられていたが、取りあえずソーキそばを注文。
タスクはそばが苦手な為、みそ汁とライスを注文。
エアコンもない店内で、BGMも会話もないまま殺伐とした空気が流れる。
「うかつに会話をしてはいけない」
そんな暗黙の了解が、店内に行き渡っていた。
オレは流れ落ちる汗を拭きながらおじいさんの手元に目をやる。
おじいさんは、一生懸命お湯に味噌を溶いている。
そこからかよ
改めて店内を見渡すと、おじいさんの後方の棚のデッサンがおかしい事に気付く。
傾いている。
恐らく、開かずの棚になっているだろう。
大胆なデザインの棚だ。
いやむしろ、棚と言うよりは建物全体がバッチリ傾いている。
「こういう店こそ本当は美味しいんだよね」
ただひたすら、この言葉が頭の中でリフレインする。
やがて、ソーキそばが手元に到着。
箸を割りながら、そばに目を落とす。
滞在した沖縄の他の店で食べたソーキそばでは見かけないものが乗っている。
恐らく、小さいアリが100匹程度だろうか。
隣の安井氏の手元を見ると、そこには普通のソーキそばが。
どうやら、無意識のサービスらしい。
取り急ぎ、アリをよけつつ少し食べてみるものの、全く食が進まない。
「あー、昨日飲み過ぎちゃってあまり食べられないなぁ・・・。」
などと誰に語る訳でもない独り言を言いつつ、それでも少しずつ食べる事に挑戦。
やがて安井氏もタスクも、完食。
オレ「いやー、泡盛は残るなぁ・・・飲み過ぎちゃってなぁ・・・。」
そんな絶妙な空気感の中、お会計をお願いする。
オレ「すみません・・・昨日飲み過ぎちゃって・・・食べ切れずに・・・」
おじいさんは優しく、それでいて少し淋しそうな笑顔でオレに言った。
「おいしくなかったですか?」
その時、オレの頬を伝ったものは汗だったのか涙だったのか。
そんな初恋にも似た、ほろ苦い思い出の詰まった店の名は
「無邪気」
ご清聴ありがとうございました。
第78回!!(from Endy:Gt)
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 第78回!!(from Endy:Gt)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.cxoxt.net/blog/mt-tb.cgi/151

コメントする